【3月13日 AFP】乗客による機内トイレ使用の有料化発言は冗談だったと発表したばかりのアイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)が12日、新たな課金アイデアの募集を開始した。

 同社のマイケル・オレアリー(Michael O'Leary)最高経営責任者(CEO)は、機内食を有料化し、インターネットを利用しない予約者に追加料金を課すなど、数々の課金を行い批判を受けている。今では、チェックインも有料になっている。

 12日に冗談だったことが明らかになったが、2月には機内トイレの使用を有料化(1回1ポンド、約140円)すると語り、こちらも批判された。

 新しい課金アイデアの募集には既にさまざまな意見が集まっている。酸素マスク使用に1ユーロ(約130円)、緊急出口の使用に25ユーロ(約3200円)、客室乗務員にビキニを着用してもらうには50ユーロ(約6400円)などだ。そのほか、オレアリー氏の顔が印刷されたトイレットペーパーの使用の有料化、安全のしおりを読むには2.5ユーロ(約300円)などというアイデアも集まっているという。

 募集は3月末で締め切られ、最もクリエイティブなアイデアには1000ユーロ(約13万円)が贈られる。(c)AFP