ドイツ各地でクライマックスを迎えるカーニバル、経済危機を風刺する山車が続々
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【2月24日 AFP】カーニバルシーズン中のドイツ各地では23日、クライマックスとなる「バラの月曜日」を迎え、百万人の観客が経済危機という暗雲を振り払うかのように熱狂した。
ローマカトリック教徒が多数を占めるラインラント(Rhineland)地方の中心都市ケルン(Cologne)では、霧雨の中、朝早くにクロードヴィッヒ広場(Chlodwig Square)からパレードが出発した。同市のシンボルであるケルン大聖堂に向かう山車には、同国が第2次世界大戦後最悪の景気後退に直面している状況を反映し、政治指導者らを風刺するものが目立った。
9月の総選挙を題材に、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相がドイツ国旗のビキニを着けて「ミス・ドイツ」に扮(ふん)した山車も登場。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が自由の女神(Statue of Liberty)像に、低迷する米国経済を建て直すよう叱咤(しった)激励されているという山車も、注目を集めた。
ドイツのカーニバルシーズンは毎年11月11日に始まり、翌年の「灰の水曜日」(今年は2月25日)を前にクライマックスを迎える。(c)AFP
ローマカトリック教徒が多数を占めるラインラント(Rhineland)地方の中心都市ケルン(Cologne)では、霧雨の中、朝早くにクロードヴィッヒ広場(Chlodwig Square)からパレードが出発した。同市のシンボルであるケルン大聖堂に向かう山車には、同国が第2次世界大戦後最悪の景気後退に直面している状況を反映し、政治指導者らを風刺するものが目立った。
9月の総選挙を題材に、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相がドイツ国旗のビキニを着けて「ミス・ドイツ」に扮(ふん)した山車も登場。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が自由の女神(Statue of Liberty)像に、低迷する米国経済を建て直すよう叱咤(しった)激励されているという山車も、注目を集めた。
ドイツのカーニバルシーズンは毎年11月11日に始まり、翌年の「灰の水曜日」(今年は2月25日)を前にクライマックスを迎える。(c)AFP