【1月29日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は28日、雪が少し降っただけでパニックになるワシントンD.C.(Washington DC)には、冬が長く、積雪が多く、寒さが厳しい地元シカゴ(Chicago)の「タフさ」を見習わせる必要があると語った。

 ワシントンD.C.では27日、一昼夜にわたり雪が降り続き、道路や歩道の一部には氷が張った。そのため翌28日、市内と周辺の学校は休校となった。

 オバマ氏は、景気刺激策に関する会合を前に、報道陣に対し「経済には関係ないことをちょっと言っても構わないかい?ワシントンのことなんだが」と切り出した。「娘たちの学校が今日、休校になったんだよ。なぜだと思う?(道が)少し凍っていたからだって」・・・大統領はわざと怒った顔をして、周囲の笑いを誘った。

「娘たちも言っていたよ。シカゴじゃ絶対に休校になることはないってね。7歳の娘なんか、議会を休会して外で遊べば?って言っていたよ。ワシントンの住民は、天気にかけてはお手上げのようだね」(c)AFP