EUアート作品、ブルガリアの「トイレ」部分は撤去へ
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【1月16日 AFP】ベルギー・ブリュッセル(Brussels)の欧州委員会(European Commission)本部に展示されているブルガリアをトイレで表現した現代美術作品が、ブルガリアの抗議をうけて一部を覆い隠すか撤去されることとなった。
欧州委員会本部のロビーでは、チェコの欧州連合(EU)議長国就任を記念して、EU加盟各国を表現した巨大なアート作品「Entropa」が展示されている。この作品のなかで、ブルガリアは便器で表現されていることから、ブルガリアが抗議し作品の撤去を求め、チェコ側もこれに応じた。
ブルガリアのBetina JotevaEU一等書記官がAFP記者に明らかにしたところによると、チェコ大使から作品の問題がある部分を撤去するか覆う措置をとるとした書簡を受け取ったという。
これに先立ち、チェコのアレクサンドル・ボンドラ(Alexandr Vondra)副首相は展示美術品の公開式典で、「(作品が)気分を害するものであったならば、ブルガリア国民や政府に謝罪するしブルガリア政府とも対話に応じる用意がある」と述べていた。同副首相は同時に作品全体を撤去する考えはないことも明らかにした。(c)AFP/Paul Harrington
欧州委員会本部のロビーでは、チェコの欧州連合(EU)議長国就任を記念して、EU加盟各国を表現した巨大なアート作品「Entropa」が展示されている。この作品のなかで、ブルガリアは便器で表現されていることから、ブルガリアが抗議し作品の撤去を求め、チェコ側もこれに応じた。
ブルガリアのBetina JotevaEU一等書記官がAFP記者に明らかにしたところによると、チェコ大使から作品の問題がある部分を撤去するか覆う措置をとるとした書簡を受け取ったという。
これに先立ち、チェコのアレクサンドル・ボンドラ(Alexandr Vondra)副首相は展示美術品の公開式典で、「(作品が)気分を害するものであったならば、ブルガリア国民や政府に謝罪するしブルガリア政府とも対話に応じる用意がある」と述べていた。同副首相は同時に作品全体を撤去する考えはないことも明らかにした。(c)AFP/Paul Harrington