幻のスポーツカー「ブガッティ Type 57S Atalante」、パリで競売へ
このニュースをシェア
【1月2日 AFP】(一部訂正)英国北東部ニューカッスル(Newcastle)の車庫の中で半世紀にわたって埃をかぶっていたスポーツカー「ブガッティ(Bugatti)」が来月、競売に掛けられることになり、数億円の値がつく可能性があるとして話題になっている。
このブガッティは、2月に競売大手ボナムズ(Bonhams)によってパリ(Paris)で競売に掛けられることになっている。これまでにほんのわずかしか生産されておらず、専門家の間では600万ポンド(約8億円)の値がつくとみられている。
もともとの所有者の外科医、ハロルド・カー(Harold Carr)氏は、1950年代にこの車を購入し、車庫に放置していたとみられている。カー氏が2007年に死去した際、彼のおいが車庫を掃除していてこのブガッティを発見。さらに、これがこれまでに17台しか生産されていない、ブガッティのType 57S Atalanteだということを知ったという。
技術者をしているというカー氏のおいは、現地のイブニング・クロニクル(Evening Chronicle)紙に対し匿名で、「まったく信じられない。50年以上も未使用なわけだから、ものすごく価値があるよ。この車は、スポーツカーの原型の1つだ。ほとんどの車が時速80キロしか出せなかった時代に、時速210キロも出していたんだ」と語った。
ボナムズのモーター部門責任者も、「まったく素晴らしい大発見だよ。この車は信じられないくらい原型をとどめている。修復が必要だといっても、本当に『元の状態に戻す』というだけだ」と語った。(c)AFP
このブガッティは、2月に競売大手ボナムズ(Bonhams)によってパリ(Paris)で競売に掛けられることになっている。これまでにほんのわずかしか生産されておらず、専門家の間では600万ポンド(約8億円)の値がつくとみられている。
もともとの所有者の外科医、ハロルド・カー(Harold Carr)氏は、1950年代にこの車を購入し、車庫に放置していたとみられている。カー氏が2007年に死去した際、彼のおいが車庫を掃除していてこのブガッティを発見。さらに、これがこれまでに17台しか生産されていない、ブガッティのType 57S Atalanteだということを知ったという。
技術者をしているというカー氏のおいは、現地のイブニング・クロニクル(Evening Chronicle)紙に対し匿名で、「まったく信じられない。50年以上も未使用なわけだから、ものすごく価値があるよ。この車は、スポーツカーの原型の1つだ。ほとんどの車が時速80キロしか出せなかった時代に、時速210キロも出していたんだ」と語った。
ボナムズのモーター部門責任者も、「まったく素晴らしい大発見だよ。この車は信じられないくらい原型をとどめている。修復が必要だといっても、本当に『元の状態に戻す』というだけだ」と語った。(c)AFP