コソボ首都に「ブッシュ通り」誕生へ、独立支持に感謝
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【12月25日 AFP】コソボ政府は24日、首都プリシュティナ(Pristina)中心部の大通りを、セルビアからの独立をいち早く支持したジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領に敬意を表わし「ブッシュ通り」と名付けることを決めた。
全閣僚の支持を得たハシム・サチ(Hashim Thaci)首相は閣議後、通りの改名は独立における米国の貢献に対する「(コソボの)国家・国民の大きな尊敬と感謝のしるし」だと述べた。ブッシュ通りは、プリシュティナ中心部の大通り「マザー・テレサ(Mother Teresa)通り」につながるという。
一方コソボ政府は、ビル・クリントン(Bill Clinton)前米大統領の銅像の建設に5000ユーロ(約63万円)を拠出することも決定した。クリントン氏は1999年に北大西洋条約機構(NATO)のセルビア空爆を主導したことから、アルバニア人が多数を占めるコソボでは人気が高い。
クリントン氏の銅像建設計画は2007年に始まっており、プリシュティナ市内の広場に高さ3メートルの銅像が建つ予定だ。この広場の並木道には、すでに高さ7.5メートルのクリントン氏の壁画が飾られている。
コソボは今年2月、セルビアからの独立を果たした。米国はコソボ独立を承認している50か国以上の中で、最も早く承認した国の1つ。(c)AFP
全閣僚の支持を得たハシム・サチ(Hashim Thaci)首相は閣議後、通りの改名は独立における米国の貢献に対する「(コソボの)国家・国民の大きな尊敬と感謝のしるし」だと述べた。ブッシュ通りは、プリシュティナ中心部の大通り「マザー・テレサ(Mother Teresa)通り」につながるという。
一方コソボ政府は、ビル・クリントン(Bill Clinton)前米大統領の銅像の建設に5000ユーロ(約63万円)を拠出することも決定した。クリントン氏は1999年に北大西洋条約機構(NATO)のセルビア空爆を主導したことから、アルバニア人が多数を占めるコソボでは人気が高い。
クリントン氏の銅像建設計画は2007年に始まっており、プリシュティナ市内の広場に高さ3メートルの銅像が建つ予定だ。この広場の並木道には、すでに高さ7.5メートルのクリントン氏の壁画が飾られている。
コソボは今年2月、セルビアからの独立を果たした。米国はコソボ独立を承認している50か国以上の中で、最も早く承認した国の1つ。(c)AFP