ウォーターゲート事件の「ディープスロート」、フェルト氏が死去
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【12月19日 AFP】1974年に当時のリチャード・ニクソン(Richard Nixon)米大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート(Watergate)事件の情報源だったマーク・フェルト(Mark Felt)元米連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、FBI)副長官が18日、95歳で死去した。
フェルト氏から情報を得てこの事件を報道した元ワシントン・ポスト紙(Washington Post)記者、ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)氏が、フェルト氏が「カリフォルニア(California)州内のホスピスで眠るように亡くなった」と伝えた。
「ディープスロート(Deep Throat)」と呼ばれ「米国史上最も有名な匿名の情報提供者」とされた情報源の正体は、2005年にフェルト氏が名乗り出るまで33年間にわたり明らかにされなかった。フェルト氏は自身を英雄だと思ったことはなく、「(ウッドワード記者らの)助けになりたいと思っただけだ」と述べている。(c)AFP
フェルト氏から情報を得てこの事件を報道した元ワシントン・ポスト紙(Washington Post)記者、ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)氏が、フェルト氏が「カリフォルニア(California)州内のホスピスで眠るように亡くなった」と伝えた。
「ディープスロート(Deep Throat)」と呼ばれ「米国史上最も有名な匿名の情報提供者」とされた情報源の正体は、2005年にフェルト氏が名乗り出るまで33年間にわたり明らかにされなかった。フェルト氏は自身を英雄だと思ったことはなく、「(ウッドワード記者らの)助けになりたいと思っただけだ」と述べている。(c)AFP