【11月19日 AFP】ハーメルンの笛吹き男(Pied Piper)で有名なドイツ・ハーメルン(Hamelin)市当局者は18日、市内のネズミが爆発的に増えていることを明らかにした。

 当局者によると、街外れにある現在は使用されていない市民農園で、ネズミの数が急増しているという。近くのゴミ捨て場から食べ物をあさってくるらしい。
 
 言い伝えによると、724年前の1284年、ハーメルンに色とりどりの衣装をまとったネズミ捕りの男が訪れ、笛の音でネズミをおびき出して残らず退治した。しかし住民が約束されていた報酬を支払わなかったため、笛吹き男は報復として街のすべての子どもたちを笛の音で誘い、連れ去った。その後、子どもたちは二度と戻らなかったという。(c)AFP