【11月19日 AFP】カナダのAssiniboine Park動物園で飼育されていた世界最年長のホッキョクグマのデビー(Debby)が17日に死亡した。42歳。この数ヶ月間、徐々に体調が悪化しており、動物園当局が同日に安楽死させたという。

 デビーは子グマの時にロシア北部で母親のいない状態で見つかり、その後は人間の手で飼育された。1967年に収容されたカナダの動物園で人気者となり、大勢の来場者を楽しませた。動物園当局は「デビーはこの動物園の104年にわたる歴史の中で、最も有名で最も愛されたホッキョクグマだった」とのコメントを発表し、哀悼の意を示した。(c)AFP