【11月4日 AFP】イランの医療専門家によれは同国では帝王切開による出産が多く、全国の新生児の約40%、首都テヘラン(Tehran)に限れば約50%が帝王切開で生まれている。

 イラン保健省の担当部門の責任者は、出産時の母子の安全を重視し、難産の兆候があれば帝王切開に切り替える医師が多いことや、長時間にわたる辛い自然分娩を望まない母親が増えたことをその理由に挙げる。帝王切開のほうが自然分娩よりも出産費用が大幅に安いという事情もある。(c)AFP