両性具有の子どもは自分で性別を選択すべき、コロンビア裁判所が判断
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【10月10日 AFP】両性具有の5歳の子どもを男児にしたいという両親の訴えに対し、コロンビアの憲法裁判所は8日、どちらかの性別を選ぶか、あるいは両方の生殖器を維持したままで生きるかは、子ども自身が選ぶことができるという判決を下した。
裁判所は、この子どもが性別を決定することのできる年齢に達しているとの見解を示し、子ども自身が専門家や両親のサポートのもと将来を決めることを認める判断を下した。子どもの判断は専門家や家族の意見より優先されるという。
父親は、子どもをずっと男の子として育ててきたと述べており、卵巣を除去して膣を閉じる手術を子どもに受けさせ、男性器が正常に発達するようにしたいと、裁判所に申し立てていた。(c)AFP
裁判所は、この子どもが性別を決定することのできる年齢に達しているとの見解を示し、子ども自身が専門家や両親のサポートのもと将来を決めることを認める判断を下した。子どもの判断は専門家や家族の意見より優先されるという。
父親は、子どもをずっと男の子として育ててきたと述べており、卵巣を除去して膣を閉じる手術を子どもに受けさせ、男性器が正常に発達するようにしたいと、裁判所に申し立てていた。(c)AFP