【10月4日 AFP】(写真追加)羊毛刈り取り技術の世界一を決める「第13回世界ゴールデン・シアーズ選手権(Golden Shears World Championships)」が、ノルウェー南部のBjerkreimで2日から4日間の日程で開催されている。

 今年は、ニュージーランド、オーストラリア、モンテネグロ、フランス、米国などから約100人が参加。用意された2700匹の羊を相手に、その技術を披露する。

 広報担当者はAFPの取材に対し、「スピードだけでなく、技術も重要になる。羊の体に傷をつけた選手は減点」と語った。1匹の刈り取りには、最短で20秒ほどしかかからないが、世界選手権での平均時間は30-40秒だという。一方、ハサミを使うと、約2分もかかる。

 期間中、参加者は個人及び団体で、手鋏部門、バリカン部門のほか、羊毛取り扱い技術のウールハンドリングの3つの部門で競い合う。(c)AFP