【10月2日 AFP】ギネスブック(Guinness Book of Records)で世界一太った人に認定されたメキシコの男性、マヌエル・ウリベ(Manuel Uribe)さん(43)が、体重の約半分のダイエットに成功し、今月挙式することになった。

 ベッドの上でずっと生活してきたウリベさんの体重は、最も重いときで590キロあったが、ダイエットの結果、今年2月までに230キロの減量に成功していた。

 結婚相手のクラウディアさんとは2年前に婚約。挙式は今月26日、メキシコ北部モンテレー(Monterrey)の自宅で行う。

 AFPが1日に行った取材に対し、ウリベさんは「大がかりな式になるけど、食事はローカロリーだよ」と語った。メディアが式の後援を申し入れたり、地元の市長が400人分のケーキを用意するというので、ウリベさんは当初の予定より式の規模を拡大した。「Pesado」や「Heavy」といったバンドにも出演を依頼しているという。

 ウリベさんは語った。「自殺まで考えた男が、今では愛を知ることができた。この奇跡を与えてくれた神に感謝したい」(c)AFP