「ミシュランガイドに載るとミシュランの奴隷に」、 スペインのシェフが苦言
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【9月22日 AFP】2006年にフランスの「ミシュランガイド(Michelin Guide)」に掲載されたスペイン・カタルーニャ(Catalonia)地方のシェフが21日のエル・ペリオディコ(El Periodico)紙に対し、「ミシュランに載ることは名誉であるが、それ以上にトラブルをもたらす」とミシュランガイドを非難した。
同国北東部La Vall de Bianya村の「Hostal Sant Salvador」を経営するJoan Borras氏は、「(ミシュランの星を獲得することは)あらゆるシェフの望むところだが、星を1つでも獲得すると、その評判を維持するために多くの代償を支払わねばならない。莫大なストレスがかかり、奴隷になってしまったように感じる」と指摘した。
同氏はこうした一連の不満を手紙にしたため、18日にミシュランに送付したという。そのせいか、今はかなりリラックスした気分だという。
3年前、パリのレストラン「ルカ・カルトン(Lucas Carton)」のシェフ、アラン・サンドラン(Alain Senderens)氏も、「過度のストレスがかかる美食家たちのための競技」にこれ以上支配されたくはないと述べ、3つ星を返上している。(c)AFP
同国北東部La Vall de Bianya村の「Hostal Sant Salvador」を経営するJoan Borras氏は、「(ミシュランの星を獲得することは)あらゆるシェフの望むところだが、星を1つでも獲得すると、その評判を維持するために多くの代償を支払わねばならない。莫大なストレスがかかり、奴隷になってしまったように感じる」と指摘した。
同氏はこうした一連の不満を手紙にしたため、18日にミシュランに送付したという。そのせいか、今はかなりリラックスした気分だという。
3年前、パリのレストラン「ルカ・カルトン(Lucas Carton)」のシェフ、アラン・サンドラン(Alain Senderens)氏も、「過度のストレスがかかる美食家たちのための競技」にこれ以上支配されたくはないと述べ、3つ星を返上している。(c)AFP