こん睡状態の女性、自らの結婚式のため目覚める イタリア
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【9月12日 AFP】イタリア北部Paduaで7日、肝炎の末期症状にある女性が、交際していた男性と結婚するという最後の願いのためにこん睡状態から目覚め、結婚式を行った。同国のレプブリカ(La Repubblica)紙が10日、報じた。
同紙によると、この女性は50代で、肝炎の末期症状に苦しんでおり、人工的にこん睡状態におかれていた。女性は7月、家族と医師に対し、この男性と結婚するため「目覚めさせて」くれるよう頼んだという。
「役所の問題」も乗り越え、結婚式は病院の集中治療室で無事執り行われた。式で、女性は「疲労と痛み」に耐えながら「はい」と結婚の誓をたて、その後すぐにこん睡状態に陥ったという。
同紙は、医師の話として、この女性の余命は数週間ほどだと伝えている。(c)AFP
同紙によると、この女性は50代で、肝炎の末期症状に苦しんでおり、人工的にこん睡状態におかれていた。女性は7月、家族と医師に対し、この男性と結婚するため「目覚めさせて」くれるよう頼んだという。
「役所の問題」も乗り越え、結婚式は病院の集中治療室で無事執り行われた。式で、女性は「疲労と痛み」に耐えながら「はい」と結婚の誓をたて、その後すぐにこん睡状態に陥ったという。
同紙は、医師の話として、この女性の余命は数週間ほどだと伝えている。(c)AFP