ベネチア運河に4つ目の橋完成も、不評で落成式は中止に
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【9月5日 AFP】ベネチアの運河カナル・グランデ(Canal Grande)で4つ目となる新たな橋の落成式が中止になった。
落成式は9月18日に行われ、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領が出席する予定だった。ところがこの橋に対し、作る必要もないのに建設費が予算の4倍かかった、周囲の景観にそぐわない、などの厳しい非難の声が上がっていたことから、マッシモ・カッチャーリ(Massimo Cacciari)ベネチア市長が2日、落成式の中止を発表した。
鉄骨とガラスのアーチで造られたこの橋の設計を手掛けたのは、世界でもトップクラスの建築家サンティアゴ・カラトラヴァ(Santiago Calatrava)氏。同氏はエル・パイス紙(El Pais)のインタビューで、「この橋は私が手掛けたなかでも最も美しい作品。一生懸命に作ったのに、きちんとした落成式が行われないとは残念だ」と語った。(c)AFP
落成式は9月18日に行われ、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領が出席する予定だった。ところがこの橋に対し、作る必要もないのに建設費が予算の4倍かかった、周囲の景観にそぐわない、などの厳しい非難の声が上がっていたことから、マッシモ・カッチャーリ(Massimo Cacciari)ベネチア市長が2日、落成式の中止を発表した。
鉄骨とガラスのアーチで造られたこの橋の設計を手掛けたのは、世界でもトップクラスの建築家サンティアゴ・カラトラヴァ(Santiago Calatrava)氏。同氏はエル・パイス紙(El Pais)のインタビューで、「この橋は私が手掛けたなかでも最も美しい作品。一生懸命に作ったのに、きちんとした落成式が行われないとは残念だ」と語った。(c)AFP