パプアニューギニア、太平洋戦争の激戦地から操縦士とみられる遺体発見
このニュースをシェア
【8月29日 AFP】パプアニューギニアにある太平洋戦争の激戦地、ココダ・トレイル(Kokoda Trail)の密林地帯で前週、当時のパイロットとみられる遺体が見つかり、オーストラリア軍は29日、この遺体を調査すると発表した。
遺体はパラシュートの紐が絡まった状態で木からぶら下がっており、体の表面は苔に覆われていたという。
遺体を発見したオーストラリア人ハイカーは、「始めは何だかよく見えなかったが、風が吹いてパラシュートの紐だとわかった。ゴーグルも見えたのでパイロットだろうと思った」と語った。
オーストラリア軍報道官は29日、現段階では、遺体が連合軍側のオーストラリア人や米国人パイロットなのか、それとも現地上空を飛行していた日本空軍兵なのかや、死亡した状況などは不明だとし、遺体を調査して、その年代や国籍などを明らかにしたいと語った。
ココダ・トレイルは、太平洋戦争時の1942年、日本軍とオーストラリア軍が激しい戦闘をくり広げ多くの犠牲を出した激戦地。現在では密林地帯となっており、不発弾が残っている恐れがあることから、ハイカーらは道からはずれないよう警告されている。(c)AFP
遺体はパラシュートの紐が絡まった状態で木からぶら下がっており、体の表面は苔に覆われていたという。
遺体を発見したオーストラリア人ハイカーは、「始めは何だかよく見えなかったが、風が吹いてパラシュートの紐だとわかった。ゴーグルも見えたのでパイロットだろうと思った」と語った。
オーストラリア軍報道官は29日、現段階では、遺体が連合軍側のオーストラリア人や米国人パイロットなのか、それとも現地上空を飛行していた日本空軍兵なのかや、死亡した状況などは不明だとし、遺体を調査して、その年代や国籍などを明らかにしたいと語った。
ココダ・トレイルは、太平洋戦争時の1942年、日本軍とオーストラリア軍が激しい戦闘をくり広げ多くの犠牲を出した激戦地。現在では密林地帯となっており、不発弾が残っている恐れがあることから、ハイカーらは道からはずれないよう警告されている。(c)AFP