【8月29日 AFP】民主党の大統領候補に指名されたバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員が実際に大統領になったら、ホワイトハウス(White House)で暮らすオバマ一家の飼い犬にはどんな犬が似合うか?

 オバマ議員とミシェル(Michelle Obama)夫人が、大統領選が終わったら犬を飼ってもよいと娘たちに約束したとの報道を受けて、愛犬家団体の米ケンネルクラブ(American Kennel ClubAKC)が行った調査で、「オバマ大統領一家」に最もふさわしい犬はプードルとの結果が出た。

 AKCが28日発表したところによると、一般国民向けに7週間行った調査で、4万2000人が投票した。2位はウィートン・テリアだったという。

 AKCのームページには次のように掲載された。「ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏とオバマ氏の民主党指名争いと同じように、プードルは厳しい闘いを勝ち抜き、僅差で勝利した。票差はわずか数百だった」。

 AKCの広報担当は、プードルは「非常に賢く、運動神経が発達した犬種」で、ホワイトハウスに住むにふさわしい犬に選ばれたのは驚くことではないと述べた。

「2007年のAKCの統計によれば、プードルは米国で8番目に人気のある犬種で、20年間も上位にとどまっています。家族向けの犬として適しているということです」(AKC広報)

 このほかに今回の調査で人気があったのは、ミニチュアシュナウザー、ビション・フリーゼ、チャイニーズ・クレステッドだった。

 次週、共和党の大統領候補に正式指名が予定されるジョン・マケイン(John McCain)上院議員については、同様の調査は行われていない。AKCによればその理由は、マケイン氏はすでに4匹の犬を含む24匹のペットを飼っているからだという。(c)AFP