オフィス街でヌード・パレード、10万人が仕事を中断して熱狂
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【8月21日 AFP】ニュージーランド・オークランド(Auckland)のオフィス街では20日の午前11時、会社員10万人が一斉にオフィスを抜け出してメインストリートに繰り出し、年に一度のヌード・パレード「ブーブズ・オン・バイクス(Boobs on Bikes)」を堪能した。
押し合いへし合いしながらデジカメや携帯電話を構える男性たちの前を、ポルノスターやドラッグクイーン約100人がトップレス姿でバイクにまたがり、ゆっくりと進んでいった。沿道に配備された警官は、興奮した観衆を抑えるのに必死だ。
オークランド当局は当初、開催を阻止しようとしたが、女性判事が「(女性が公の場で乳房を露出することは)法的には問題ない」との裁定を下し、パレードは予定通り行われた。これは、「ポルノキング」を自称するスティーブ・クロウ(Steve Crow)氏が企画した「エロチカ・エキスポ(Erotica Expo)」の一環で、本人は「当局がたとえ許可しなくても、強行実施する」と語っていた。
クロウ氏に投げつけられた卵が警官に当たりそうになるという緊張の一幕もあったが、1時間かけて行われたパレードは、さながらカーニバルの様相を呈していた。パレードを鑑賞できる場所はすべて人々で埋め尽くされ、建築現場では作業員が手を休め、オフィスの窓からはたくさんの顔がのぞいた。
黒のコンバーチブルでパレードを先導するクロウ氏は、「みんなが表現の自由を満喫しているのを見るのはうれしいね」と話した。パレードの先頭では、約50人の女性たちが抗議デモを行ったが、観衆の心には全く響いていないようだった。
パレードを見るためにわざわざ会社を休んだというある男性は、「こんなパレード、見たことないね。僕はおっぱいが好きだけど、ちょっと物足りないな」と話した。カナダから来たという女性の観光客も、懸命に写真を撮っている。「家に帰ったらみんなに見せたいの。口で言っても信じてもらえないだろうから」 (c)AFP
押し合いへし合いしながらデジカメや携帯電話を構える男性たちの前を、ポルノスターやドラッグクイーン約100人がトップレス姿でバイクにまたがり、ゆっくりと進んでいった。沿道に配備された警官は、興奮した観衆を抑えるのに必死だ。
オークランド当局は当初、開催を阻止しようとしたが、女性判事が「(女性が公の場で乳房を露出することは)法的には問題ない」との裁定を下し、パレードは予定通り行われた。これは、「ポルノキング」を自称するスティーブ・クロウ(Steve Crow)氏が企画した「エロチカ・エキスポ(Erotica Expo)」の一環で、本人は「当局がたとえ許可しなくても、強行実施する」と語っていた。
クロウ氏に投げつけられた卵が警官に当たりそうになるという緊張の一幕もあったが、1時間かけて行われたパレードは、さながらカーニバルの様相を呈していた。パレードを鑑賞できる場所はすべて人々で埋め尽くされ、建築現場では作業員が手を休め、オフィスの窓からはたくさんの顔がのぞいた。
黒のコンバーチブルでパレードを先導するクロウ氏は、「みんなが表現の自由を満喫しているのを見るのはうれしいね」と話した。パレードの先頭では、約50人の女性たちが抗議デモを行ったが、観衆の心には全く響いていないようだった。
パレードを見るためにわざわざ会社を休んだというある男性は、「こんなパレード、見たことないね。僕はおっぱいが好きだけど、ちょっと物足りないな」と話した。カナダから来たという女性の観光客も、懸命に写真を撮っている。「家に帰ったらみんなに見せたいの。口で言っても信じてもらえないだろうから」 (c)AFP