【7月3日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は、北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)の開催を前に、以前犯した失敗は繰り返さないと宣言した。それは、マウンテンバイクで転倒しないことだ。

 ブッシュ大統領は、3日間の日程で行われる北海道洞爺湖サミットに、自分のマウンテンバイクを持参するという。

 洞爺湖の町は、その美しい湖を見下ろす静かな丘陵地帯に位置するが、ブッシュ大統領は3日に放映されたフジテレビ(Fuji Television)のインタビューで、「洞爺湖でのサイクリングを楽しみにしている。景色のきれいなコースがいくつかあるに違いない」とし、「転倒しないように気をつける」と語った。

 ブッシュ大統領は2005年にスコットランドのグレンイーグルズ(Gleneagles)でG8が開催された際、サイクリング中に地元警官に衝突し、軽い擦り傷を負った。

 また、2004年にはテキサス(Texas)州の自宅農場で自転車に乗っていて転倒、切り傷と青あざを負い、2003年には電動立ち乗り二輪車「セグウェイ(Segway)」からも転落している。

 来日する6日に62歳の誕生日を迎えるブッシュ大統領は、マウンテンバイクの愛好家としても知られている。(c)AFP