【6月16日 AFP】インド東部沿岸のオリッサ(Orissa)州で、体外受精で双子を妊娠した女性が1人目を出産した6週間後に2人目を出産するという珍しい事例があった。

「プレストラスト・オブ・インディア(Press Trust of India)」紙が15日報じたところによると、双子の「時差出産」があったのは、同州Phulbaniの病院で、母親(25)は、1人目の男児(1300グラム)を4月27日に出産。その6週間後の今月7日に2人目の女児(2000グラム)を出産した。

 出産を担当した産婦人科医の説明によれば、体外受精で別々に発育した2つの卵子を子宮に戻した極めて珍しい事例だという。双子は低体重児ながら、共に健康で順調に発育しているという。(c)AFP