【5月5日 AFP】「子どもの日」の祝日を迎えた5日、総務省の人口推計が発表され、15歳未満の子どもの数が27年連続で減少し、過去最低を更新したことが明らかになった。

 これによると、平成20年4月1日現在の15歳未満の子どもの数は前年から13万人減少した1725万人で、1950年に統計を取り始めて以来、最低の数字となった。

 総人口に占める子どもの割合も34年連続で低下した13.5%で、過去最低となっている。

 最新の統計によると、日本女性の生涯出生率は1.3だが、現在の人口を維持するには2.07の出生率が必要。また4月に発表された政府統計は、このまま少子化傾向が続けば、日本の労働人口は2050年までに現在の3分の2の4228万人にまで落ち込むと警告している。(c)AFP