【4月14日 AFP】男子偏重の伝統があるインドで、女児中絶に反対するキャンペーンの一環として、8歳の少女がデリー（Delhi）からムンバイ（Mumbai）を目指してローラースケートで走り続けている。

　Vidhi Khandelwalちゃんは、女児救済キャンペーン「Save the Girl Child」の小さな支持者。3月9日にデリーを出発し、毎日25キロメートル以上をパンフレットを配り、女児の重要性を啓発しながら移動している。足にまめを作りながらの過酷な旅だ。

　同行している少女の母親で、キャンペーンを主催するNGO「Self Help Children Foundation」代表のAnjuさんは、女児は溺死させる習慣のある西部ラジャスタン（Rajasthan）州のDevraでの女児数の減少を憂慮していると語った。

　Vidhiちゃんは21日にムンバイに到着する予定。(c)AFP