【4月5日 AFP】ニュージーランドのある小学校が、生徒が学校にバースデーケーキを持ち込み同級生に分け与えることを禁止する方針を固め、生徒の保護者に通知した。ニュージーランド・ヘラルド(New Zealand Herald)紙が4日報じた。

 この学校は北部オークランド(Auckland)のオテハ・バレー小学校(Oteha Valley School)。ニュージーランドで6月に導入される、小学生への「不健康な食品」の販売を制限する政府のガイドラインに対応した措置だとしている。同校のミーガン・ボーデン(Megan Bowden)校長は、父兄の多くが、持ち込まれるケーキは健康的ではないと考えていたはずと語る。

「多くの学校で誕生日の食べ過ぎが日常となっている。9月と10月生まれの生徒は特に多く、週に4回ケーキを食べることさえある」(ボーデン校長)

 一方、教育省の報道官は、導入されるガイドラインは校内の売店で販売できる食品の種類を定めたもので、自宅から持ち込まれるものは対象外だとしている。(c)AFP