世界のイスラム教徒人口がカトリック信者を抜く、バチカン統計
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【4月1日 AFP】国連などのデータに基づいたバチカンの最新統計年鑑によると、2006年度の世界のイスラム教徒人口がカトリック教徒人口を抜いた。バチカンの機関紙「オッセルバトーレ・ロマーノ(Osservatore Romano)」が30日に報じた。
発表された統計によると、2006年の世界人口65億人のうち、イスラム教徒は19%以上、カトリック教徒は17.4%を占めた。ただしカトリック、ギリシャ正教、英国教会、プロテスタントなども含めたキリスト教全体では「世界人口の3人に1人」の割合となり、イスラム教徒の人口を上回る。
イスラム教徒人口とカトリック教徒人口の逆転は、イスラム教徒ではカトリック教徒よりもたくさんの子どもを産む傾向があるためだと、バチカンの年鑑編集者は指摘している。
カトリック教徒は中南米に多く、北米と南米の全人口の半数がカトリック教徒という。なお、カトリック教人口は世界人口の増加とともに増えており、2006年度は前年比1.4%増の11億3000万人だった。(c)AFP
発表された統計によると、2006年の世界人口65億人のうち、イスラム教徒は19%以上、カトリック教徒は17.4%を占めた。ただしカトリック、ギリシャ正教、英国教会、プロテスタントなども含めたキリスト教全体では「世界人口の3人に1人」の割合となり、イスラム教徒の人口を上回る。
イスラム教徒人口とカトリック教徒人口の逆転は、イスラム教徒ではカトリック教徒よりもたくさんの子どもを産む傾向があるためだと、バチカンの年鑑編集者は指摘している。
カトリック教徒は中南米に多く、北米と南米の全人口の半数がカトリック教徒という。なお、カトリック教人口は世界人口の増加とともに増えており、2006年度は前年比1.4%増の11億3000万人だった。(c)AFP