【3月28日 AFP】(写真追加)ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は27日、英国公式訪問に同行したカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)夫人を絶賛し、夫人の真の人格が世界的に認められたことを誇りに思うと述べた。

 ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相との共同記者会見で、サルコジ大統領は「この2日間を誇りに、また幸せに思う」と発言。カーラ夫人について、「これまでいろいろ言われたり書かれたりしてきたので、彼女の本来の姿が世間に認められて誇りに思う。正しいことが行われたと感じる」などと述べた。

 フランス人記者から、訪英中カーラ夫人の存在で自身の影が薄くなることを恐れたかと問われると、「あなたはとても思いやりにかけた結婚生活を送っているに違いない」と痛烈にやり返した。

 サルコジ大統領は、夫人が外見だけでなく信念と思いやり、人間味を持った女性だとすべての人に認められたことはフランスの栄誉だと絶賛した。

 これに対しブラウン首相は、「英国はいつでもカーラ夫人を歓迎する」と述べ、記者団の笑いを誘った。(c)AFP