【2月22日 AFP】中国の酒造会社は、同国中部河南(Henan)省の自治体幹部が昼食時の飲酒を禁止されて以来、売り上げが減少したとして、禁酒令の撤廃を求めている。新華社(Xinhua)通信が20日、伝えた。

 河南(Henan)省の複数の市では、業務の向上を目的に、1年前から市幹部は昼食時の飲酒が禁止されている。

 同省のアルコール協会は、禁酒令の撤廃を目指し、弁護士に対策の検討を依頼。依頼された弁護士は、新華社通信に飲酒は個人的なことで、市幹部は、業務に支障がきたされない限り、アルコールの摂取を禁止されるべきではないと語った。

 この弁護士は飲料メーカーの意見を集めた後、禁酒令の見直しか撤廃を求めて、省議会に集めた意見を提出するという。(c)AFP