アフガニスタンのジャーナリスト、3語の外国語で減給処分
このニュースをシェア
【2月15日 AFP】アフガニスタンで、政府系のメディア機関に勤務する3人のアフガニスタン人ジャーナリストが、報道番組の中で「正しくない」言語を使用したとして5日間の減給処分を受けた。同国文化省が10日、発表した。
AFPがコピーを入手した文化省からの通達によると、3人の処分理由は「国の文化とイスラムの原則に従わなかった」ことだという。通達ではそれ以上の詳細については言及されておらず、同省も、3人がイスラムの原則に従っていない理由に関し、具体的な説明は行っていない。
3人のうちの1人、Abdul Basir BabaiさんはAFPに対し、前週、大学の卒業式を取材した番組で、「大学」、「学生」、「卒業証書」の3語を、隣国イランで使用されるペルシャ語で言ってしまったために処分されたことを明らかにした。
Babaiさんは、北部マザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)出身で、普段は同国で主に使用されているパシュトゥー語に近い現地語を使っているという。
アフガニスタンの公用語は、パシュトゥー語とダリー語だが、これはどちらもペルシャ語が起源とされている。(c)AFP
AFPがコピーを入手した文化省からの通達によると、3人の処分理由は「国の文化とイスラムの原則に従わなかった」ことだという。通達ではそれ以上の詳細については言及されておらず、同省も、3人がイスラムの原則に従っていない理由に関し、具体的な説明は行っていない。
3人のうちの1人、Abdul Basir BabaiさんはAFPに対し、前週、大学の卒業式を取材した番組で、「大学」、「学生」、「卒業証書」の3語を、隣国イランで使用されるペルシャ語で言ってしまったために処分されたことを明らかにした。
Babaiさんは、北部マザリシャリフ(Mazar-i-Sharif)出身で、普段は同国で主に使用されているパシュトゥー語に近い現地語を使っているという。
アフガニスタンの公用語は、パシュトゥー語とダリー語だが、これはどちらもペルシャ語が起源とされている。(c)AFP