熱気球で太平洋横断中の神田さん、連絡とれず
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【2月1日 AFP】熱気球による単独太平洋横断に挑戦している冒険家、神田道夫(Michio Kanda)さん(58)と現在連絡がとれなくなっていることが1日、分かった。
埼玉県川島町職員の神田さんは前日早朝、熱気球で栃木県を出発。順調にいけば60時間で約9000キロ離れた北米大陸に到達する見込みだった。
しかし、日本気球連盟(Japan Balloon Federation)によると、神田さんから支援者のもとに連絡があったのは1日の午前3時が最後で、それ以来連絡がつかなくなっているという。
支援者は関係機関に救援を要請したほか、米国の航空当局などにも連絡をとっているものとみられる。
神田さんの熱気球「スターライト(Starlight)」号は直径45メートル、高さ50メートルで、現存するものでは世界最大。過去のものを含めても史上2番目に大きい熱気球だという。
「スターライト」号には、衛星携帯電話やGPSシステムが搭載されているが動力源はなく、神田さんが北米大陸に到達するにはジェット気流だけが頼りだ。
熱気球飛行歴30年の神田さんは、1997年にカナダのカルガリー(Calgary)から米モンタナ(Montana)州の町、ヨルダン(Jordan)までを熱気球で飛行した際に、滞空時間50時間38分の世界記録を達成している。
日本気球連盟によれば、神田さんの今回の太平洋横断飛行が成功すれば、英ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長が1991年に打ち立てた7672キロの熱気球飛行記録を破る可能性もあるという。(c)AFP
埼玉県川島町職員の神田さんは前日早朝、熱気球で栃木県を出発。順調にいけば60時間で約9000キロ離れた北米大陸に到達する見込みだった。
しかし、日本気球連盟(Japan Balloon Federation)によると、神田さんから支援者のもとに連絡があったのは1日の午前3時が最後で、それ以来連絡がつかなくなっているという。
支援者は関係機関に救援を要請したほか、米国の航空当局などにも連絡をとっているものとみられる。
神田さんの熱気球「スターライト(Starlight)」号は直径45メートル、高さ50メートルで、現存するものでは世界最大。過去のものを含めても史上2番目に大きい熱気球だという。
「スターライト」号には、衛星携帯電話やGPSシステムが搭載されているが動力源はなく、神田さんが北米大陸に到達するにはジェット気流だけが頼りだ。
熱気球飛行歴30年の神田さんは、1997年にカナダのカルガリー(Calgary)から米モンタナ(Montana)州の町、ヨルダン(Jordan)までを熱気球で飛行した際に、滞空時間50時間38分の世界記録を達成している。
日本気球連盟によれば、神田さんの今回の太平洋横断飛行が成功すれば、英ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長が1991年に打ち立てた7672キロの熱気球飛行記録を破る可能性もあるという。(c)AFP