【1月27日 AFP】パレスチナ解放人民戦線(Popular Front for the Liberation of PalestinePFLP)の創設者であるジョージ・ハバシュ(George Habash)氏が26日、ヨルダンの首都アンマン(Amman)で亡くなった。政府関係者がAFPに対し伝えた。

 ハバシュ氏は1926年に現在はイスラエル領にある街ロッド(Lod)でギリシャ正教の商人家に生まれた。PFLPの議長の職は2000年7月に引退するまで30年以上にわたって務め、引退後は病気療養のため家族とともにヨルダンで暮らしていた。

 PFLPはパレスチナ解放機構(Palestine Liberation Organisation)の中で反主流派最大組織。1970年には旅客機同時テロ事件を起こしている。(c)AFP