ニュージーランドのダイバー、ボートから逆さづり状態で4Mのサメを撮影
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![ニュージーランドのダイバー、ボートから逆さづり状態で4Mのサメを撮影](https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/b/7/810wm/img_b71f6af447e655be8cf983f91209afed134383.jpg)
【1月8日 AFP】ニュージーランドの男性が海中で逆さづり状態になり、命がけで巨大なホオジロザメのクローズアップ写真を撮ったと、国内メディアが7日伝えた。
建設作業員のゲイリー・ポーター(Gary Porter)さんは5日、3人の友人と首都ウェリントン(Wellington)近くのカピティ島(Kapiti Island)付近にダイビングに出かけ、海に入ろうとしたとき全長4メートルほどの巨大なサメを見つけた。サメはポーターさんらの乗る全長6.5メートルのボートの船外機に興味を持った様子で、ボートの回りを絶えず回遊し、その後「触れることもできるほど」ボートの近くまで来たという。
サメが攻撃的でないことに勇気づけられたポーターさんは、耐水性のデジタルカメラを水中に入れて写真を撮ったが、良いショットが得られなかった。そこで思い通りの写真を撮ろうと、友人たちに足首を持ってもらい、逆さづり状態で上半身を水中に入れ、サメから2メートルも離れていない位置で写真を撮った。幸運なことにサメからの反撃はなかったという。
ポーターさんは国営ラジオ・ニュージーランド(Radio New Zealand)のインタビューで「ただ素晴らしい生物の写真を撮りたかっただけさ。飛び乗って一緒に泳げなかったのが残念だ」と語った。サメについては「魚を投げてやったが、あまり関心を示さなかった。かわいくておとなしいやつだったよ」とコメントしている。(c)AFP