【12月28日 AFP】(29日 一部修正)「若気の過ち」写真でミス・フランス2008(Miss France 2008)のタイトルはく奪の危機にさらされていたValerie Begueさん(22)が、このままタイトルを保持できることが28日決まった。

 Begueさんがプールの中でとったキリストさながらのポーズや、壁についたヨーグルトをなめる思わせぶりな姿を撮影した写真が21日公表されたことをきっかけに、ミス・フランス選考委員会がコンテストの名誉を損なうとしてタイトルはく奪を示唆していた。

 50年以上にわたりコンテストを主催してきたGenevieve de Fontenay氏は、問題の写真については今でもショックを覚えるとしながらも、これ以上はことを荒立てないことにしたとしている。

 タイトルはく奪の危機を免れたBegueさんは「とてもうれしい。支援してくれたみんなに感謝します」と語った。

 インド洋の仏領レユニオン(Reunion)島出身のBegueさんは、今回の騒動のせいで、生まれ故郷への支援活動もままならない状況だった。問題の写真を公表した雑誌に対してはすでに法的措置をとっており、損害賠償金が支払われた場合には2つのチャリティーに寄付する意向を示している。(c)AFP