極寒の公衆トイレに閉じ込められた男性を4日ぶりに救助、水道水が命を救う
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【12月11日 AFP】英スコットランド・アバディーン(Aberdeen)のボウリング・クラブの公衆トイレに男性が閉じ込められ、4日後にようやく救出された。地元紙アバディーン・イブニング・エクスプレス(Aberdeen Evening Express)が10日、伝えた。
トイレに閉じ込められたのは、元教師のデービッド・レガット(David Leggat)さん(55)。ドアを勢いよく閉めたところ、ドアノブが落ちてしまった。 1日16時間を真っ暗闇で過ごし、氷のように冷たい水道水を飲み、洗面器にためた温水に足をひたして、氷点下の気温の中を耐え抜いたという。
男性用トイレに掃除用具を保管していた清掃員が6日、レガットさんの助けを求める声を聞きつけ、ねじ回しを使ってレガットさんを救出したという。
「食べ物を何も持ち合わせていなかったので、水道水を飲んで耐えた」「サバイバル・コースに参加したことがあったので、足を温めなければいけないことは知っていた。そこで洗面器に温水を出し続けて足をつけ、全身に熱が行きわたるようにした」とレガットさんは自身のサバイバル劇について語った。
レガットさんは独身だったため不在に気付く人はいなかった上、冬にこのトイレを使う人はほとんどいなかったという。
「少なくともトイレがあったのはよかった。唯一の心残りは、ワインバーに閉じ込められなかったことだ」とレガットさんは冗談まじりに語った。(c)AFP
トイレに閉じ込められたのは、元教師のデービッド・レガット(David Leggat)さん(55)。ドアを勢いよく閉めたところ、ドアノブが落ちてしまった。 1日16時間を真っ暗闇で過ごし、氷のように冷たい水道水を飲み、洗面器にためた温水に足をひたして、氷点下の気温の中を耐え抜いたという。
男性用トイレに掃除用具を保管していた清掃員が6日、レガットさんの助けを求める声を聞きつけ、ねじ回しを使ってレガットさんを救出したという。
「食べ物を何も持ち合わせていなかったので、水道水を飲んで耐えた」「サバイバル・コースに参加したことがあったので、足を温めなければいけないことは知っていた。そこで洗面器に温水を出し続けて足をつけ、全身に熱が行きわたるようにした」とレガットさんは自身のサバイバル劇について語った。
レガットさんは独身だったため不在に気付く人はいなかった上、冬にこのトイレを使う人はほとんどいなかったという。
「少なくともトイレがあったのはよかった。唯一の心残りは、ワインバーに閉じ込められなかったことだ」とレガットさんは冗談まじりに語った。(c)AFP