オートバイの特大ジャンプで一世を風び、イーベル・クニーベル氏死去
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【12月1日 AFP】オートバイでの特大ジャンプと時に大げさな転倒で観客を魅了した米国のバイクスタントマン、イーベル・クニーベル(Evel Knievel)氏が30日、死去した。69歳だった。本人のウェブサイトで発表された。死因は明らかにされていない。
クニーベル氏はエンジン全開のオートバイで並べたバスや乗用車の長い列を飛び越えるショーで数万人を動員、世界的名声を得た。
本名をロバート・クレイグ・クニーベル(Robert Craig Knievel)といい、北西部モンタナ(Montana)州で生まれた。10代の時にはすでにスリルを求める性格が芽生えていたという。
若いころには窃盗や強盗など警察ざたにも関与したが、1965年にプロオートバイライダーとしてデビュー。「イーベル・クニーベルのオートバイデビル(Evel Knievel's Motorcycle Devils)」と名付けたショーでは、星形模様のついた白革の衣装を身に着けたクニーベル氏は、派手なパフォーマンスで多くの若者の心をつかんだ。
同氏が1960-70年代にかけて行った数々の命知らずのオートバイジャンプの中でも、同国北西部アイダホ(Idaho)州のスネークリバー渓谷(Snake River Canyon)で、オートバイにロケットを装着しての谷越えはとりわけ有名。
また1967年にはラスベガス(Las Vegas)にあるシーザースパレスホテル(Caesar's Palace Hotel)の噴水越えを試みた際には、失敗して40か所を骨折したうえ、29日間意識が戻らなかった。
クニーベル氏は1970年代後半に現役を引退。コロラド(Colorado)州グランドキャニオン(Grand Canyon)をオートバイで飛び越えるという長年の夢は、米当局が国立公園に装置を設置することを許可しなかったため実現しなかった。南部フロリダ(Florida)州在住だった。
報道では肺疾患で死亡したとされているが、糖尿病と肝臓疾患も患っていたという。
息子のロビー・クニーベル(Robbie Knievel)氏も現在バイクスタントマンとして活躍している。(c)AFP
クニーベル氏はエンジン全開のオートバイで並べたバスや乗用車の長い列を飛び越えるショーで数万人を動員、世界的名声を得た。
本名をロバート・クレイグ・クニーベル(Robert Craig Knievel)といい、北西部モンタナ(Montana)州で生まれた。10代の時にはすでにスリルを求める性格が芽生えていたという。
若いころには窃盗や強盗など警察ざたにも関与したが、1965年にプロオートバイライダーとしてデビュー。「イーベル・クニーベルのオートバイデビル(Evel Knievel's Motorcycle Devils)」と名付けたショーでは、星形模様のついた白革の衣装を身に着けたクニーベル氏は、派手なパフォーマンスで多くの若者の心をつかんだ。
同氏が1960-70年代にかけて行った数々の命知らずのオートバイジャンプの中でも、同国北西部アイダホ(Idaho)州のスネークリバー渓谷(Snake River Canyon)で、オートバイにロケットを装着しての谷越えはとりわけ有名。
また1967年にはラスベガス(Las Vegas)にあるシーザースパレスホテル(Caesar's Palace Hotel)の噴水越えを試みた際には、失敗して40か所を骨折したうえ、29日間意識が戻らなかった。
クニーベル氏は1970年代後半に現役を引退。コロラド(Colorado)州グランドキャニオン(Grand Canyon)をオートバイで飛び越えるという長年の夢は、米当局が国立公園に装置を設置することを許可しなかったため実現しなかった。南部フロリダ(Florida)州在住だった。
報道では肺疾患で死亡したとされているが、糖尿病と肝臓疾患も患っていたという。
息子のロビー・クニーベル(Robbie Knievel)氏も現在バイクスタントマンとして活躍している。(c)AFP