中国警察、コンドーム所持の女性を今後逮捕しない意向
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【12月1日 AFP】中国の警察当局は、エイズ(HIV/AIDS)のまん延を抑制する取り組みの一環として、今後コンドームを携帯する女性を売春婦と見なして逮捕することをやめる意向を明らかにした。国営新華社(Xinhua)通信が11月30日、伝えた。
同通信が匿名の専門家の話として伝えたところによると、同国では以前からコンドームを携帯することは売春婦の証拠とされており、警察による女性たちの逮捕を防ぐ努力が続けられているものの、今でもそれだけを根拠に売春容疑で強制労働収容所に送られるケースがあるという。
一方、政府のエイズ予防対策当局のHan Mengjie氏の見解は、この専門家の発言と相反する。同通信は、同氏が警察による女性たちの逮捕を抑止するキャンペーンは2001年に始まったとし、「広報当局と警察当局は2001年、コンドームは(売春の)証拠と考慮されないとする指令を共同で発した」と述べたとしている。
中国には約70万人のエイズ患者がいると推定され、毎年数万人単位で感染者が増加している。(c)AFP
同通信が匿名の専門家の話として伝えたところによると、同国では以前からコンドームを携帯することは売春婦の証拠とされており、警察による女性たちの逮捕を防ぐ努力が続けられているものの、今でもそれだけを根拠に売春容疑で強制労働収容所に送られるケースがあるという。
一方、政府のエイズ予防対策当局のHan Mengjie氏の見解は、この専門家の発言と相反する。同通信は、同氏が警察による女性たちの逮捕を抑止するキャンペーンは2001年に始まったとし、「広報当局と警察当局は2001年、コンドームは(売春の)証拠と考慮されないとする指令を共同で発した」と述べたとしている。
中国には約70万人のエイズ患者がいると推定され、毎年数万人単位で感染者が増加している。(c)AFP