【11月22日 AFP】感謝祭は、米国人にとってお気に入りの祝日かもしれないが、家族そろって七面鳥料理の食卓を囲む感謝祭はストレスを感じるときでもあるということが、2つの世論調査で分かった。

 感謝祭は毎年11月の第4木曜日と定められ、今年は22日。クランベリーソースのかかった七面鳥、マッシュドポテト、パンプキンパイなどが並ぶ夕食に間に合うよう、大勢の人々が家族の集まる家に向かう。

 Discover Card Thanksgiving Travel Surveyと題された世論調査では、米国人の26%が、感謝祭の食事を体形が崩れる原因になると考えており、女性の4人に1人が、1日中食事の準備をすることが面倒だと感じている。

 感謝祭当日の移動も多くの人にとって悩みの種。米国人は平均190キロを移動し、17%が当日の移動が最も煩わしいと回答した。

 また、全体の4割超が燃料の高騰で移動に伴うガソリン代を心配し、34%が交通渋滞に不満をもらした。感謝祭を祝う費用について不満を抱く人も9%。家族と過ごさなければならない時間が多すぎると答えた人も6%いた。

 調査会社Opinion Research Corporationが行った別の調査では、15%が感謝祭を嫌がる理由として「子どもの不作法」と「費用とストレス」を挙げた。

 両調査とも10、11月に約1000人を対象に行われた。(c)AFP