NYマンハッタンが「自殺の名所化」?
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【11月3日 AFP】米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)で過去に自殺した人のうち10人に1人がマンハッタンを「最後の旅行先」に選び、しばしば著名な建造物などの名所を自殺場所としていたことがわかった。ニューヨークの学術機関、New York Academy of Medicineが調査結果を5日に発表する。
自殺場所の上位にはマンハッタンの象徴であるエンパイア・ステート・ビルディング(Empire State Building)、タイムズ・スクエア(Times Square)およびジョージ・ワシントン橋(George Washington Bridge)などが入っていたという。
調査を行ったDavid Vlaho氏はNew York Daily News紙の取材に対し、「観光客が自殺を考えていようとは思いもしなかった」と語っている。
1990年から2004年にかけてマンハッタンでは、同地区外の居住者274人が自殺したが、その半数以上がホテルを含む高層商業ビルや橋からの転落によるものだった。
これまで睡眠薬などの大量服用、首つり、銃による自殺が一般的とされてきたが、報告書はその一方で、歴史的建造物を死に場所に選ぶ自殺志望者が多いと指摘する。
自殺を研究するRichard Seiden氏は同紙の取材に応じ、「マンハッタンの観光名所は、そうした場所での自殺が注目を集めるとの理由で、自殺の名所になろうとしている」と語っている。(c)AFP
自殺場所の上位にはマンハッタンの象徴であるエンパイア・ステート・ビルディング(Empire State Building)、タイムズ・スクエア(Times Square)およびジョージ・ワシントン橋(George Washington Bridge)などが入っていたという。
調査を行ったDavid Vlaho氏はNew York Daily News紙の取材に対し、「観光客が自殺を考えていようとは思いもしなかった」と語っている。
1990年から2004年にかけてマンハッタンでは、同地区外の居住者274人が自殺したが、その半数以上がホテルを含む高層商業ビルや橋からの転落によるものだった。
これまで睡眠薬などの大量服用、首つり、銃による自殺が一般的とされてきたが、報告書はその一方で、歴史的建造物を死に場所に選ぶ自殺志望者が多いと指摘する。
自殺を研究するRichard Seiden氏は同紙の取材に応じ、「マンハッタンの観光名所は、そうした場所での自殺が注目を集めるとの理由で、自殺の名所になろうとしている」と語っている。(c)AFP