広島に原爆を投下した元B-29爆撃機の機長が死去
このニュースをシェア
【11月2日 AFP】(写真追加)第2次世界大戦中、広島に史上初めて原爆を投下したB-29爆撃機「エノラ・ゲイ(Enola Gay)」の機長ポール・ティベッツ(Paul Warfield Tibbets, Jr)退役准将(当時大佐)が1日、米オハイオ(Ohio)州の自宅で死去した。92歳。同氏の代理人が発表した。
ティベッツ氏は戦後、同州コロンバス(Columbus)の地元紙コロンバス・ディスパッチ(The Columbus Dispatch)とのインタビューで原爆投下について回想し、「もしダンテ(Dante)が同乗していたら、恐れをなしただろう。数分前まで陽光に輝いていた街並みが、醜く汚れたものとなった。街は完全に消え去り恐ろしい煙と火に包まれた」と原爆投下直後の様子を語っている。
1945年8月6日当時、ティベッツ氏は30歳。母親の名前を取って同機を「エノラ・ゲイ」と命名した。1966年まで米空軍に在籍し、その後欧州とオハイオ州の民間航空会社でパイロットを務めた。
出版社筋によると、同氏は心臓疾患を抱えていたという。(c)AFP
ティベッツ氏は戦後、同州コロンバス(Columbus)の地元紙コロンバス・ディスパッチ(The Columbus Dispatch)とのインタビューで原爆投下について回想し、「もしダンテ(Dante)が同乗していたら、恐れをなしただろう。数分前まで陽光に輝いていた街並みが、醜く汚れたものとなった。街は完全に消え去り恐ろしい煙と火に包まれた」と原爆投下直後の様子を語っている。
1945年8月6日当時、ティベッツ氏は30歳。母親の名前を取って同機を「エノラ・ゲイ」と命名した。1966年まで米空軍に在籍し、その後欧州とオハイオ州の民間航空会社でパイロットを務めた。
出版社筋によると、同氏は心臓疾患を抱えていたという。(c)AFP