英国北部各地に置かれた謎のガーゴイル像の正体は?
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【10月3日 AFP】英国北部ヨークシャー(Yorkshire)地方の各地で5週間にわたり、なぞなぞが刻まれたガーゴイル(西洋建築で門などに置かれる悪魔を模した像)頭部の石像が街頭に置かれるという不思議な出来事が相次ぎ国内で話題を呼んでいたが、石像がアーティストのBilly Johnson氏の作品であることが2日、判明した。
石像は、ヨークシャー北部のゴースランド (Goathland)と キルバーン(Kilburn) で12個、ヨークシャー西部のArthingtonで4個、南部のBraithwellで3個、発見された。石像には「paradox(矛盾)」という文字と「Twinkle twinkle like a star does love blaze less from afar?」というなぞなぞが刻まれ、国内紙や英国放送協会(BBC)など各局でニュースがこの事件を報じたことから全国で話題となっていた。
ある男性が夜明け前、郵便局前に3個の石像を置くのを監視カメラがとらえていたが、警察当局は2日まで「犯人」を特定できないままだった。
この謎の石像は、アーティストのJohnson氏が浜辺で見つけた化石や石を素材にして彫刻したもので、同氏のウェブサイトParadox Carvingによると、「どの作品も最小限の道具と天然素材により手作業で作られ、夜明けの光の中で仕上げられた。テーマは愛、狂気、進化の探求」だという。さらに「Johnson氏は2007年8月24日から最新の創作活動を開始しており、おそらく長いプロジェクトとなる」とされている。
石像を拾得したArthington在住の芸術家George Griffiths氏が同ウェブサイトを通じてJohnson氏への接触を試みたが、返信メールによるとJohnson氏は数週間、国外滞在中の予定で、電話、インターネットは使用できず、テレビも見ることができない状態であるという。(c)AFP
Paradox Carvingのウェブサイト(c)AFP
石像は、ヨークシャー北部のゴースランド (Goathland)と キルバーン(Kilburn) で12個、ヨークシャー西部のArthingtonで4個、南部のBraithwellで3個、発見された。石像には「paradox(矛盾)」という文字と「Twinkle twinkle like a star does love blaze less from afar?」というなぞなぞが刻まれ、国内紙や英国放送協会(BBC)など各局でニュースがこの事件を報じたことから全国で話題となっていた。
ある男性が夜明け前、郵便局前に3個の石像を置くのを監視カメラがとらえていたが、警察当局は2日まで「犯人」を特定できないままだった。
この謎の石像は、アーティストのJohnson氏が浜辺で見つけた化石や石を素材にして彫刻したもので、同氏のウェブサイトParadox Carvingによると、「どの作品も最小限の道具と天然素材により手作業で作られ、夜明けの光の中で仕上げられた。テーマは愛、狂気、進化の探求」だという。さらに「Johnson氏は2007年8月24日から最新の創作活動を開始しており、おそらく長いプロジェクトとなる」とされている。
石像を拾得したArthington在住の芸術家George Griffiths氏が同ウェブサイトを通じてJohnson氏への接触を試みたが、返信メールによるとJohnson氏は数週間、国外滞在中の予定で、電話、インターネットは使用できず、テレビも見ることができない状態であるという。(c)AFP
Paradox Carvingのウェブサイト(c)AFP