人類進化の定説に疑問を投げかけるホモ・エレクタスの頭蓋骨
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【9月24日 AFP】ケニア国立博物館(National Museum of Kenya)で21日、2000年にナイロビ(Nairobi)のトゥルカナ(Turkana)湖近くで発掘された人類の祖先、ホモ・エレクタス(homo erectus)の頭蓋(ずがい)骨が公開された。
ホモ・エレクタスの骨は「人類揺籃の地」と言われるアフリカのリフトバレー(Rift Valley)で発見され、分析の結果155万年前のものであることが判明。これにより、人類はホモ・ハビリス(homo habilis)からホモ・エレクタス、現生人類へと直線的に進化したとする従来の定説が覆され、アフリカ東部では人類の祖先種が50万年にわたり共存していた可能性が指摘されるようになっている。(c)AFP
ホモ・エレクタスの骨は「人類揺籃の地」と言われるアフリカのリフトバレー(Rift Valley)で発見され、分析の結果155万年前のものであることが判明。これにより、人類はホモ・ハビリス(homo habilis)からホモ・エレクタス、現生人類へと直線的に進化したとする従来の定説が覆され、アフリカ東部では人類の祖先種が50万年にわたり共存していた可能性が指摘されるようになっている。(c)AFP