パーティーの残飯にコカイン、飼い猫が中毒に
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【9月2日 AFP】シドニー郊外で、飼い猫が皿に残されていたコカインなどの薬物を摂取し、中毒になる事件が起きた。地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)」が1日、伝えた。
同紙によると、シドニー郊外のダブルベイ(Double Bay)にある動物病院に運び込まれた生後8か月のヒマラヤ猫は、瞳孔が開いており、脈拍も速い状態だった。また飼い主によれば、歩行困難で、ささいなことでびっくりしていたという。到着した猫はケージの中でひっきりなしに動き続けたため、担当した獣医師は体温を測ることも採血することもできなかった。
飼い主は、愛猫が有毒植物やかびの生えた食べ物、および薬品などには一切触れていないと断言したが、獣医が飼い主の妻に電話をかけたところ、2日前のディナーパーティーで出された「コカインのごちそう」をなめた可能性があることを認めたという。
薬剤スクリーニングの結果、コカインだけでなくベンゾジアゼピン系の薬物も検出された。
忠告を受け、反省したの飼い主は猫とともに自宅に戻ったが、このような事例の場合は獣医師に通報義務がないため、法的措置はとられなかった。また、飼い主の身元も明らかにされていない。
詳細は今月のJournal of Feline Medicine and Surgery誌に掲載されたが、事件の発生時については「月曜の朝」ということ以外は明記していないという。(c)AFP
同紙によると、シドニー郊外のダブルベイ(Double Bay)にある動物病院に運び込まれた生後8か月のヒマラヤ猫は、瞳孔が開いており、脈拍も速い状態だった。また飼い主によれば、歩行困難で、ささいなことでびっくりしていたという。到着した猫はケージの中でひっきりなしに動き続けたため、担当した獣医師は体温を測ることも採血することもできなかった。
飼い主は、愛猫が有毒植物やかびの生えた食べ物、および薬品などには一切触れていないと断言したが、獣医が飼い主の妻に電話をかけたところ、2日前のディナーパーティーで出された「コカインのごちそう」をなめた可能性があることを認めたという。
薬剤スクリーニングの結果、コカインだけでなくベンゾジアゼピン系の薬物も検出された。
忠告を受け、反省したの飼い主は猫とともに自宅に戻ったが、このような事例の場合は獣医師に通報義務がないため、法的措置はとられなかった。また、飼い主の身元も明らかにされていない。
詳細は今月のJournal of Feline Medicine and Surgery誌に掲載されたが、事件の発生時については「月曜の朝」ということ以外は明記していないという。(c)AFP