チャールズ皇太子とカミラ夫人に対する国民感情が好転
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【8月27日 AFP】ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)が1997年8月31日に事故死してから10年。英国民はチャールズ皇太子(Prince Charles)がようやく得た幸せを、喜ばないまでも受け入れることはできたようだ。
ダイアナ元妃本人にとっても、大半の英国民にとっても、皇太子夫妻の結婚後も続いたチャールズ皇太子とカミラ(Camilla、60)夫人との関係は、夫妻の離婚と元妃の不幸を招いた原因と思われた。
ダイアナ元妃が事故死すると、チャールズ皇太子の人気は急落。
皇太子の伝記を書いたPenny Junor氏は、「英国民は皇太子を嫌っていたし、ダイアナ元妃が(1995年のBBCの)インタビューで話したことを忘れずに信じていた。結婚生活が破たんしたのはチャールズ皇太子がカミラ夫人を忘れなかったためであり、皇太子に責任があると思われていた」と語る。
ダイアナ元妃の死の直後に行われた調査では、英国民の大多数が、チャールズ皇太子が次期国王になるべきではなく、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が死亡した際には、息子のウィリアム王子(Prince William)が王位を継ぐべきだと回答した。
しかし、2王子に対する皇太子の愛情を目にする中で、皇太子に対する国民の態度は、徐々に軟化していった。
Majesty誌の編集者、ジョー・リトル(Joe Little)氏は、「国民はチャールズ皇太子に新しい光を当てて理解し始めた。われわれは以前、ダイアナ元妃の立場しか考えていなかったが、皇太子が2人の息子たちと築いてきた緊密な関係にも目を向けるべきだ」と語る。
その後、チャールズ皇太子は生活スタイルが野放図と見なされるなどしたものの、徐々に平穏な生活を送るようになった。
しかし1999年、皇太子がカミラ夫人との関係を公に認めたことにより、状況は一変。側近たちは国民の理解を得るため、一層の奮闘を強いられた。
また、ダイアナ元妃の評価が上がれば上がるほど、カミラ夫人は多数の国民から家庭を壊した人物と見なされ、メディアからは悪者扱いされた。
しかし、Junor氏によれば、カミラ夫人に対する英国民の見方は、「チャーミングで親しみやすく、野望を抱かない人物というものに大きく変わった」という。(c)AFP/Mathieu Rabechault
ダイアナ元妃本人にとっても、大半の英国民にとっても、皇太子夫妻の結婚後も続いたチャールズ皇太子とカミラ(Camilla、60)夫人との関係は、夫妻の離婚と元妃の不幸を招いた原因と思われた。
ダイアナ元妃が事故死すると、チャールズ皇太子の人気は急落。
皇太子の伝記を書いたPenny Junor氏は、「英国民は皇太子を嫌っていたし、ダイアナ元妃が(1995年のBBCの)インタビューで話したことを忘れずに信じていた。結婚生活が破たんしたのはチャールズ皇太子がカミラ夫人を忘れなかったためであり、皇太子に責任があると思われていた」と語る。
ダイアナ元妃の死の直後に行われた調査では、英国民の大多数が、チャールズ皇太子が次期国王になるべきではなく、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が死亡した際には、息子のウィリアム王子(Prince William)が王位を継ぐべきだと回答した。
しかし、2王子に対する皇太子の愛情を目にする中で、皇太子に対する国民の態度は、徐々に軟化していった。
Majesty誌の編集者、ジョー・リトル(Joe Little)氏は、「国民はチャールズ皇太子に新しい光を当てて理解し始めた。われわれは以前、ダイアナ元妃の立場しか考えていなかったが、皇太子が2人の息子たちと築いてきた緊密な関係にも目を向けるべきだ」と語る。
その後、チャールズ皇太子は生活スタイルが野放図と見なされるなどしたものの、徐々に平穏な生活を送るようになった。
しかし1999年、皇太子がカミラ夫人との関係を公に認めたことにより、状況は一変。側近たちは国民の理解を得るため、一層の奮闘を強いられた。
また、ダイアナ元妃の評価が上がれば上がるほど、カミラ夫人は多数の国民から家庭を壊した人物と見なされ、メディアからは悪者扱いされた。
しかし、Junor氏によれば、カミラ夫人に対する英国民の見方は、「チャーミングで親しみやすく、野望を抱かない人物というものに大きく変わった」という。(c)AFP/Mathieu Rabechault