雑誌が「彼女に豊胸手術プレゼント」、専門家から非難の嵐
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【8月14日 AFP】オーストラリアの男性誌「Zoo Weekly」がコンテストの賞品に恋人の豊胸手術をプレゼントすると発表して、医療関係者の批判を買っている。
このコンテストは、読者から寄せられた恋人の胸の谷間の写真に読者がオンラインで投票を行い、一番ふさわしいと思われる胸の持ち主に賞品の1万豪ドル(約98万円)相当の豊胸手術をプレゼントするというもの。
専門家は非倫理的で発想が貧困だと一斉に非難。シドニー大学(Sydney University)の公共衛生専門家は「嫌悪を覚える。賞品として整形手術を提供するなど信じられない」と述べた。
オーストラリアの整形外科協会は、手術を賞品にすることなど医学倫理的に許されないし、男性がそれを恋人に与えるということも不適切と表明。
また、性問題の専門家は、読者の男性が恋人に知らせずそのコンテストにエントリーしてしまい、望んでもいないのに豊胸手術を受ける羽目になる危険性を指摘する。
ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の研究者は「仮に女性が豊胸手術を望んだとしても、それが安全である保証は全くない」と警告する。
一方、「Zoo Weekly」編集者のポール・メリル(Paul Merrill)氏は「新しい胸よりもロマンティックなプレゼントなど考えられない。一度贈ったら生涯ついてくるから」と述べている。(c)AFP
このコンテストは、読者から寄せられた恋人の胸の谷間の写真に読者がオンラインで投票を行い、一番ふさわしいと思われる胸の持ち主に賞品の1万豪ドル(約98万円)相当の豊胸手術をプレゼントするというもの。
専門家は非倫理的で発想が貧困だと一斉に非難。シドニー大学(Sydney University)の公共衛生専門家は「嫌悪を覚える。賞品として整形手術を提供するなど信じられない」と述べた。
オーストラリアの整形外科協会は、手術を賞品にすることなど医学倫理的に許されないし、男性がそれを恋人に与えるということも不適切と表明。
また、性問題の専門家は、読者の男性が恋人に知らせずそのコンテストにエントリーしてしまい、望んでもいないのに豊胸手術を受ける羽目になる危険性を指摘する。
ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の研究者は「仮に女性が豊胸手術を望んだとしても、それが安全である保証は全くない」と警告する。
一方、「Zoo Weekly」編集者のポール・メリル(Paul Merrill)氏は「新しい胸よりもロマンティックなプレゼントなど考えられない。一度贈ったら生涯ついてくるから」と述べている。(c)AFP