【7月10日 AFP】パリ郊外で8日まで3日間開催されていた「ジャパンエキスポ(Japan Expo)」の総来場者数は約8万人に上ったと9日、同エキスポ主催者が発表した。

 1999年から毎年開催されている同エキスポは、漫画やファッションから映像や音楽にいたるまで、日本のポップカルチャーを幅広く紹介するイベント。

 今では恒例の人気イベントだが、1999年の初回には来場者はわずか3000人だった。しかし、その後、来場者数は毎年順調に増え続け、今年の来場者は7万5000人から8万人にのぼった。主催者の1人Pierre-Yves Devroute氏は「われわれの目標を大きく上回り、大成功だ」と胸を張る。また、来場者の約3割は25歳以下の若者だったという。

 「ジャパンエキスポ」の目玉は、やはり漫画。業界紙Livre Hebdoによると、日本の漫画は、2003年にはフランス国内でのコミック(漫画)総売上の19%を占めるに過ぎなかったが、現在では30%以上を占めるほど好調な売れ行きとなっている。(c)AFP