PPMのポール・ストーキーさん、拉致被害者救出を願うコンサートを計画 - 東京
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【東京 11日 AFP】米国の著名フォークグループ、「ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary、PPM)」のメンバー、ポール・ストーキー(Paul Stookey)さん(69)が、北朝鮮による日本人拉致被害者の家族支援のために日本でコンサートを企画していることがわかった。
■13歳で拉致されためぐみさんを歌う
敬虔なキリスト教徒でもあるストーキーさんは、1977年に13歳という若さで北朝鮮工作員に拉致された横田めぐみさんと、今でもめぐみさんが生きていると信じ続ける両親のことを歌った曲をレコーディングしている。
ストーキーさんの代理人が明らかにしたところによると、拉致被害者家族支援のコンサートは、5月18日、19日に日本の歌手も参加して行われ、収益金は拉致被害者の救出基金に充てられる。
この曲「ソング・フォー・めぐみ(Song for Megumi)」を含む計4曲を収録したミニCDは、すでに日本では2月に発売されている。ストーキーさんは、5月のコンサートで収録した曲も含めたアルバムCDを、世界発売する計画を持っている。
■「『めぐみさん』ってだれ?」から「私の愛する人にも起こるかも」へ
「『めぐみさん』ってだれ?と言う人が、次の時には『めぐみの身に起こったことは、自分の愛する人にも起こりうるかもしれない』と、自分の問題として考えるようになれば、それだけで私は大きな仕事をしたことになる」と、かつてストーキーさんは語っていた。
また、めぐみさんの父親の滋さんも、「コンサートは、歌の力で拉致問題を解決しようという強い意志から生まれた」と記者会見で語っている。
日本政府は、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議でも、拉致問題の解決を最優先に掲げ、対北援助資金の拠出を拒否している。前回協議の合意で、北朝鮮はエネルギー支援を受ける代わりに、14日までに核施設を閉鎖・凍結することになっている。
写真は2月19日、東京の記者会見で「ソング・フォー・めぐみ」を歌うポール・ストーキーさん。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
関連記事:「フォーク歌手ポール・ストーキーが、「めぐみさんの歌」を発表」
■13歳で拉致されためぐみさんを歌う
敬虔なキリスト教徒でもあるストーキーさんは、1977年に13歳という若さで北朝鮮工作員に拉致された横田めぐみさんと、今でもめぐみさんが生きていると信じ続ける両親のことを歌った曲をレコーディングしている。
ストーキーさんの代理人が明らかにしたところによると、拉致被害者家族支援のコンサートは、5月18日、19日に日本の歌手も参加して行われ、収益金は拉致被害者の救出基金に充てられる。
この曲「ソング・フォー・めぐみ(Song for Megumi)」を含む計4曲を収録したミニCDは、すでに日本では2月に発売されている。ストーキーさんは、5月のコンサートで収録した曲も含めたアルバムCDを、世界発売する計画を持っている。
■「『めぐみさん』ってだれ?」から「私の愛する人にも起こるかも」へ
「『めぐみさん』ってだれ?と言う人が、次の時には『めぐみの身に起こったことは、自分の愛する人にも起こりうるかもしれない』と、自分の問題として考えるようになれば、それだけで私は大きな仕事をしたことになる」と、かつてストーキーさんは語っていた。
また、めぐみさんの父親の滋さんも、「コンサートは、歌の力で拉致問題を解決しようという強い意志から生まれた」と記者会見で語っている。
日本政府は、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議でも、拉致問題の解決を最優先に掲げ、対北援助資金の拠出を拒否している。前回協議の合意で、北朝鮮はエネルギー支援を受ける代わりに、14日までに核施設を閉鎖・凍結することになっている。
写真は2月19日、東京の記者会見で「ソング・フォー・めぐみ」を歌うポール・ストーキーさん。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA