【ニューヨーク/米国 8日 AFP】宝くじの賞金としては米国史上最高となる賞金総額3億9000万ドル(約459億円)のMega Millions宝くじの抽選結果が7日に発表された。最低でも2人の強運の持ち主が存在すると見られている。

 今回の宝くじを主催する団体Ohio Lottery Commissionによると、現時点で分かっている当選者はニュージャージー(New Jersey)州とジョージア(Georgia)州に在住する2人の個人または法人。ただし技術的な問題から、カリフォルニア(California)州にも当選者がいる可能性が残されている。当選者が2人と確定すれば、賞金は両者で二等分される。

 Ohio Lottery Commissionの担当者はCNNテレビの取材を通じて当たりくじの所有者に対し、当選金の取り扱いについて弁護士、税理士、資産運用の専門家らと相談するよう呼びかけている。

「当選者は鏡の前でほほ笑んだら、自分の身に起きたことを冷静に見つめ、突然得た財産をどうするか熟慮してほしい」(同担当者)

 今回の宝くじは連続15回「当選者なし」の状態が続き、度重なるキャリーオーバーで史上最高額の当選金となった。

 写真は、インディアナ(Indiana)州Hammondの宝くじ売り場で行列を作る人々(2001年8月24撮影)。(c)AFP/Scott OLSON