第2次大戦中の戦犯者が死去 - フランス
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【パリ/フランス 18日 AFP】第2次世界大戦中の戦争犯罪で罪を問われたモーリス・パポン(Maurice Papon)が17日、死去した。96歳。パポンは当時のビシー(Vichy)政権時代の上級高官で、ユダヤ系フランス人数百人をナチス(Nazi)・ドイツの強制収容所に送還したとして、1998年に禁固10年の刑を宣告された。パポンは2002年、健康上の理由により釈放された。写真は18日に撮影されたもので、パリ東部Gretz-Armainvilliersの元市長であったパポンの父親アーサー・パポンにちなんでなずけられた同名の通り。(c)AFP/JACK GUEZ