ベビーブーム世代はC型肝炎の検査を、米当局が呼び掛け
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【6月26日 AFP】米国予防医学専門委員会(US Preventive Services Task Force、USPSTF)は25日、1945年から1965年の間に生まれた同国のすべての成人に対し、C型肝炎の検査を受けるよう呼び掛けた。この期間に出生した人たちは、知らないうちに感染している可能性が高いという。
同委員会のアルバート・シュウ(Albert Siu)共同委員長によると、C型肝炎ウイルスに感染している患者のうち、4人に3人はいわゆるベビーブーム世代だ。
シュウ氏は、「この年齢層には、輸血のほか未確認あるいは過去に報告されていない危険な行動によって、感染している人が多い」と指摘する。「まだ症状は出ていなくても、1回の検査をするだけで多くの米国人が深刻な肝疾患になる前に感染に気付くことは明らかだ」
同委員会はまた、現在または過去に注射薬の投与を受けた人や、1992年以前に輸血を受けた人など感染の可能性が高いすべての成人に対し、C型肝炎の検査を受けることを勧めている。
米国国立医学図書館(US National Library of Medicine、NLM)によると、米国では人口の約1.5%がC型肝炎ウイルスに感染しており、米国における慢性肝疾患の主な原因となっている。さらに慢性肝疾患は、肝硬変や肝がんの原因にもなる。(c)AFP
同委員会のアルバート・シュウ(Albert Siu)共同委員長によると、C型肝炎ウイルスに感染している患者のうち、4人に3人はいわゆるベビーブーム世代だ。
シュウ氏は、「この年齢層には、輸血のほか未確認あるいは過去に報告されていない危険な行動によって、感染している人が多い」と指摘する。「まだ症状は出ていなくても、1回の検査をするだけで多くの米国人が深刻な肝疾患になる前に感染に気付くことは明らかだ」
同委員会はまた、現在または過去に注射薬の投与を受けた人や、1992年以前に輸血を受けた人など感染の可能性が高いすべての成人に対し、C型肝炎の検査を受けることを勧めている。
米国国立医学図書館(US National Library of Medicine、NLM)によると、米国では人口の約1.5%がC型肝炎ウイルスに感染しており、米国における慢性肝疾患の主な原因となっている。さらに慢性肝疾患は、肝硬変や肝がんの原因にもなる。(c)AFP