米ニューヨーク市、都市農園で貧困層の肥満対策
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【6月22日 AFP】米ニューヨーク(New York)・ブルックリン(Brooklyn)区で最大の公営住宅団地の一画に19日、広大な農園がオープンした。貧困層の間で進む肥満のまん延に歯止めをかけるのが狙いだ。
保健福祉分野を担当するリンダ・ギブス(Linda Gibbs)副市長は声明で、レッド・フック公営住宅(Red Hook Houses)内の約4000平方メートルの区画に作られた「レッド・フック都市農園(Red Hook Urban Farm)」は、「住民たちに新鮮な農産物を提供し、若者たちに教育と雇用への道を提供する」と述べた。
農園では野菜の栽培のために地元の10代の若者を採用する予定。収穫した作物の一部は貧困家庭に配布する。その他は販売し、売り上げは農園の運営に必要な資金に充てる。農園は、教育と訓練の場としても活用されるという。
同市では成人市民の半分以上が太り過ぎ(34%)または肥満(22%)とされており、この農園以外にもいくつかの肥満対策に乗り出している。(c)AFP
保健福祉分野を担当するリンダ・ギブス(Linda Gibbs)副市長は声明で、レッド・フック公営住宅(Red Hook Houses)内の約4000平方メートルの区画に作られた「レッド・フック都市農園(Red Hook Urban Farm)」は、「住民たちに新鮮な農産物を提供し、若者たちに教育と雇用への道を提供する」と述べた。
農園では野菜の栽培のために地元の10代の若者を採用する予定。収穫した作物の一部は貧困家庭に配布する。その他は販売し、売り上げは農園の運営に必要な資金に充てる。農園は、教育と訓練の場としても活用されるという。
同市では成人市民の半分以上が太り過ぎ(34%)または肥満(22%)とされており、この農園以外にもいくつかの肥満対策に乗り出している。(c)AFP