【6月11日 AFP】中国を中心に感染が拡大していた鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の10日時点での入院患者数は14人にまで減っていることが、中国の衛生当局の発表で分かった。

 中国国家衛生計画出産委員会(National Health and Family Planning Commission)の9日夜の発表によると、中国本土でこれまでH7N9型ウイルスへの感染が確認された131人のうち、39人が死亡、78人が退院し、現在も入院している患者は14人となった。患者数はこれまで毎週発表されていたが、今後は月ごとに発表するという。

 H7N9型ウイルスの感染者は台湾でも1人確認されている。(c)AFP